しこり、と聞くと何を連想するでしょうか。

まずは乳がんなど、身体の内部に出来るゴリゴリとした異物を思い浮かべる人が多いのではないかと思います。

それとは別に、わだかまりが残った感じになる気分的な「しこり」もありますね。ここでは、身体の内部に出来るしこりについて書いていきます。

しこりは病名でいうと「腫瘤(しゅりゅう)」と呼ばれます。がんは「悪性腫瘍」とも呼ばれますね。

がんに「悪性」とついていることから分かるように、腫瘤はすべて悪性とは限りません。

しこりの正体はすべてガン、ではなく、実は脂肪の塊であることが多いのです。体の中で白血球が細菌をやっつけた後に出来る、死亡した菌の塊だったりもします。

ですから、しこりが出来てる!と気づいても、すぐに悲観的になる必要はないんですよね。

 

しこりは悪性ばかりではない

しこりには、自然と消えてなくなるもの・そのまま残るものがあります。細菌に抵抗した菌の固まりなら自然と消えますし、脂肪の塊だと残ります。

この場合は、どちらも放っておいても害はないのですが、指で触って分かるような大きさのしこりだと、気になって仕方ないですよね。

にきびのように口が開いていて、中身を出せそうだと感じると自分で潰したくなる人もいますが、やめておいたほうがいいでしょう。

そこから悪い菌が入って炎症を起こしたり、悪化させてしまう恐れがあります。肌に汚い痕が残ってしまうかもしれませんし。

 

判断はプロにまかせて

さて、では怖いしこりかとどうかは、どう見極めればいいでしょう。

これはやはり、医師の診断を受けるしかありません。定期的に健康診断を受けている女性なら、触診を受けたことがあると思います。

乳がんが発見されるのは、やはり触診によるしこりの有無、そしてマンモグラフィーです。

セルフチェックで乳房にしこりを発見し、病院で検査すると乳がんであった、というのは約1割程度だそうですよ。

たかが1割と感じるか、10人に1人はがん、と感じるかは人によると思いますが、いずれにしてもセルフチェックをしておいて損はないかと思います。

しこりは怖いものばかりではありませんが、異物であるのは確かなので気になりますね。

痛みもなく、不都合もないのでつい、そのままにしてしまいがちな「しこり」ですが、気になることがあればすぐ病院へ。

まずは「しこり」とはどういうものなのか、知るための少しの手助けができればと思います。