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部位別しこり(顔面、頭部)

顎のしこり

顎の痛みには、物を噛む時に動く咀嚼筋(そしゃくきん)の痛みと顎関節の痛みの2種類があります。どちらも顎を動かしたときに痛みが走ります。咀嚼筋の痛みの場合、閉口時でも痛みがある場合もありますが、顎関節の場合は閉口時に痛みを覚えることは稀です。どちらも同じような痛みが走るため区別しにくいのですが、痛みの割合としては顎関節よりも咀嚼筋の痛みの方が圧倒的に多いと報告されています。

これは関節よりも筋肉に痛みを感じる神経が多く存在しているためだと考えられています。また、顎の筋肉が凝り固まることでしこりのようになります。これは肩こりや首のこりと同じ原理で、顎の筋肉がこっている状態です。夜中に強い食いしばりや歯ぎしりなどの癖が付いている人はこの顎の筋肉がこりやすくしこりが出来やすいようです。

しこりが出来やすいのはほほ骨のしたあたりと口の舌あたりです。また耳の上部にも噛む時に大きく動く筋肉があり、そこもしこりが出来やすい場所です。これらのしこりは肩こりや首のこりと同じ種類のものなので、しこりを指で押すと痛みがあったり、つぼを押しているような心地よさがあったりします。

治療法としてはテンピースやマウスピースを装着して歯ぎしりや食いしばりをしないように矯正するのが効果的です。また肩こりや首のこり同様に動かすことでこりがほぐれることがあるので、食事の時は口の中でものを転がすように良く噛んで食べることが大切です。また時には顎の関節がずれて炎症を起こしてしまう顎関節炎や腫瘍などが原因で顎にしこりが出来ることもあります。