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部位別しこり(顔面、頭部)

耳のしこり

耳の付け根や耳たぶにしこりを感じる場合があります。耳たぶに出来るしこりは殆どがピアストラブルだと言われています。ピアストラブルには「早期ピアストラブル」と「遅発性ピアストラブル」があります。どちらの場合もピアスの穴あけによるトラブルで、近年多くの人がピアスをしているために患者数が急増しています。

耳たぶには何層もの膜が存在していて、細菌感染から防御するための豊富なリンパ管チャンネルを持っています。しかしながらピアスの穴あけの際に使用するニードル(針)をきちんと消毒せずに行ったり、手指をきとんと消毒せずに行うと傷口が感染を起こしてしまいます。

またピアス穴を固定させるための仮ピアスも入れっぱなしにしていると感染を引き起こしやすくなります。感染した状態を放置しておくと傷口の周囲が硬くなり潰瘍となります。またピアスホールをピアスで塞いだままにしているとリンパ液が排出されずに白血球によって死滅させられた細菌が耳たぶの付け根にカプセル状になってたまりしこりとなることがあります。

そのまま症状が進むと「粉瘤=アテローマ」を形成してしまいます。たいていの場合は抗生剤の投与で改善しますが、「粉瘤=アテローマ」の場合は手術で摘出する場合もあります。また外耳炎や内耳炎によって耳の裏側や付け根が腫れてくる事もあります。特に外耳炎は耳垢の掃除をした時に内側の皮膚を傷をつけてしまいそこから感染を引き起こして発症ケースが増えています。

疲れがたまっているときやストレスを感じているときは抵抗力が衰えているので耳の中の掃除は控えたほうが良いでしょう。