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部位別しこり(体躯)

脇のしこり

しこりは全身のいたるところに出来ます。ここでは脇に出来るしこりについて解説しましょう。脇は汗腺が最も発達している部位で汗が多量に分泌されるところです。女性は脇の毛を脱毛することで脇の毛穴が開きやすくなっています。

そうなると雑菌が侵入しやすくなったり、汗に含まれる老廃物や垢などで詰まってしまい、それらを放置することで詰まりが生じしこりになります。したがって脱毛の後は適切なスキンケアをしましょう。皮膚にたまった老廃物や垢による炎症以外に脇に出来るしこりはリンパ腺の腫れが主な原因です。

これは粉瘤(ふんりゅう)と呼ばれるしこりで、俗に脂肪の塊とも呼ばれています。痛みもなく自然と治ることが多いのですが何度も再発することがあります。脇の下の清潔を保っていないと毛穴を詰まらせている垢や細菌が原因で炎症を起こし、毛のう炎を起こすことがあります。毛のう炎を起こしてしまうとリンパ腺が腫れて痛みを伴います。

治療には抗生剤や抗菌剤の処方で改善することが殆どですが、完治することは難しい病気です。粉瘤の場合は外科的に切断手術を行わない限り、症状が進行したり炎症を繰り返したりします。また脇の皮下には太いリンパ管が走っていて沢山のリンパ節があります。脇からの炎症以外にも体内にウィルスや雑菌が侵入してきた場合、白血球の働きで退治されたウィルスや雑菌の死骸が固まりになってリンパ節にたまり腫れてくることがあります。

また、発熱時も脇のしたが腫れてきますが、これも免疫系が活性化しているためです。またここ数年では熱中症による腫脹も多く報告されるようになりました。