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しこりとは

悪性腫瘍と良性腫瘍

しこりと聞いてまず思い浮かべるのが乳がんではないでしょうか?ここでは乳房に出来る腫瘍を例にとって悪性のものと良性のものについて解説していきます。乳房にしこりを感じると大抵の女性は「乳がん」を連想し大変な不安に駆られてしまいます。しかし乳房に出来るしこりの約9割は良性の腫瘍です。良性の腫瘍の場合いくつかの種類があります。

例えば乳腺繊維線種(にゅうせんせんいせんしゅ)の場合はくりくりとした感触があり、よく動くのが特徴的です。通常は大体3cm程度で成長が止まります。乳腺症はホルモンのバランスが崩れることで起こります。月経前に乳房にしこりや張り、痛みなどを感じ、月経が始まると改善します。のう胞は乳腺症の一種で 乳管が詰まっておこります。

葉状腫瘍も良性の腫瘍で2~3ヶ月で急激に大きくなるのが特徴です。この葉状腫瘍は乳がんと区別が付きにくい腫瘍の為、病院での精密検査が必要になります。また葉状腫瘍自体にも悪性のものがあります。ほとんどの良性腫瘍は女性ホルモンの変化によって成長し、また自然に小さくなったり消滅したりします。

基本的に良性腫瘍の場合、治療は不要ですが、悪性腫瘍が潜んでいる場合もあるので、定期的に検診を受けるようにしてください。乳がんは自己検診でもチェックできます。月に1度乳房のセルフチェックを行う習慣を身に付ければ普段とは違う乳房の変化に気づくはずです。良性腫瘍は月経によるホルモンバランスの変化で出来る事があります。

したがって乳がんのセルフチェックは生理後4~5日ほど経過した時に行いましょう。閉経後の人は毎月日にちを決めて行うと良いでしょう。先ずは鏡の前で両腕の力を自然に抜いた状態で見た目の変化を確認してください。どこかに引きつれる感じやへこみ、いびつな感じが無いかどうかをチェックします。

もし、しこりが見つかった場合、今度は両腕を上げた状態で見た目のチェックをしてください。腕を上げたりおろしたり、あるいは手で触ってみてよく動くようなら良性の腫瘍である可能性が高いです。しかし、自己診断で良性か悪性かを判断するのはリスクを伴うので、しこりがあった場合は早めに産婦人科を受診しましょう。